石けん

天然油脂もしくは脂肪酸に、苛性ソーダ・苛性カリと反応させることにより、石けんが出来上がります。また、「石けん素地」や「カリ石ケン素地」、もしくは「純石けん分(脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウム)」という成分でできてます。

合成洗剤

石油や天然油脂から作られます。界面活性剤を主成分とし、洗浄力を促進する補助剤としてリン酸塩(現在は富栄養化をもたらすため、代替品としてゼオライトを使用)、硫酸塩、炭酸塩、ケイ酸塩、蛍光剤、酵素などを混合した洗剤のことです。

界面活性剤

界面活性剤は、界面(物質の境の面)に作用して、性質を変化させる物質の総称です。水になじみやすい「親水性」と、油になじみやすい「親油性」の2つの部分を持っており、水と油のように混じり合わないものを、混ぜ合わせるのに役に立ち、汚れを落とす洗浄の働きがあります。


中性洗剤

中性洗剤は、酸性とアルカリ性の中間に位置する性質を持った洗剤です。
家庭用洗剤では、一般的にpH値(水素イオン指数)3.0未満が酸性、3.0以上6.0未満が弱酸性、6.0以上8.0以下が中性、8.0を超えて11.0未満が弱アルカリ性、11.0を超えるものがアルカリ性となります。
また肌や素材にやさしく、素材を傷める可能性も低いのも特徴です。

中性洗剤で落とせる汚れ

軽い油汚れ…主にキッチンまわりで見られる油汚れ
皮脂汚れ…日常的に何気なく触っているドアノブや家具、家電に付着した皮脂汚れ(手アカ)
石けんカスや水垢…お風呂やキッチンのシンク水回りの石けんカスや水垢

中性洗剤で落とせない汚れ

頑固な油汚れ(鍋やフライパンの焦げ付き汚れ、換気扇の油汚れなど)
カビ汚れ(お風呂場やキッチンのシンク周りで発生するカビ汚れ)
タンパク質汚れ(血液や衣類に付いた汗の黄ばみ、食べこぼし)
こびり付いた水垢や尿石


中性洗剤のメリット

1.肌や素材に優しい為安心して使えます
2.軽い汚れであれば幅広い汚れを落とすことができます
3.多種多様な場所で使えます

中性洗剤のデメリット

強力な汚れや頑固な油汚れ、頑固な水垢に対しては効果が低くなります

中性洗剤を使う際の注意点

1.全ての素材に対して問題なく使用できるわけではありませんので使用前に使える素材かの確認が必要です
2.長時間の放置は素材にダメージを与える原因やシミの原因になりやすいです
3.中性洗剤でお掃除した場所は必ず水拭きで洗剤を拭き取りましょう


アルカリ性洗剤

アルカリ性洗剤には、弱アルカリ性とアルカリ性がありpH8以上の洗剤のことです。酸性の汚れと中和し、汚れを落とす作用があります。重曹やセスキ炭酸ソーダなどの自然派洗剤も、アルカリ性洗剤としてお使いいただけます。

アルカリ性洗剤で落とせる汚れ

油汚れ、皮脂汚れ、手垢、食べこぼし、血液、焦げ付きなど、酸性の汚れを落とすのに効果的

アルカリ性洗剤の注意点

1.素肌のまま使用すると肌荒れの原因となります。
2.アルミ素材・畳・木製・塗装面・動物系天然素材等はアルカリ性洗剤と相性の悪い素材の為ご使用を避けたほうがいいでしょう。


酸性洗剤

酸性洗剤は、pHが6未満の洗剤で、「水アカ」や「尿石」などアルカリ性の汚れを中和して落とす作用があります。
クエン酸や酢を使った自然派の酸性洗剤も市販されており、環境や素材にやさしいタイプも人気です。

酸性洗剤で落とせる汚れ

水アカ、尿石、石けんカス、サビ、カルシウム汚れなど
→ 特にトイレ・浴室・蛇口まわりなど、白く固まった汚れに効果的です。

酸性洗剤の注意点

1.塩素系洗剤と混ぜると有毒ガスが発生するため、絶対に併用しないでください。
2.金属(特に鉄や銅)・大理石・コンクリートなどの素材に使用すると変色や腐食の原因になります。
3.使用時は手袋を着用し、しっかり換気をして作業しましょう。

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